フリーランスなインフラエンジニアの日記

フリーランスで活動中のインフラエンジニア日々記録です

なんとかインフラエンジニア続けられそう

なんとか、喰っていける道を見つけた

 某社様に別の職種で応募したところ、スキルを見て貰って別部署への配属が決定。ある程度慣れたら完全在宅もOKとのことで、お互いの利害が一致してのインフラエンジニアの内定となりました。

どこも人手が足りないようで

 何故かはわからないのだけど、インフラエンジニアのなり手がいないらしい。

 いや、大変であることを否定はしないけど、頑張った分楽も出来る仕事なのに……とは思います。昨日書いた暗黒面が引っ張っているのは確かなのですが。

 では、なぜインフラエンジニアがいないのか、考えてみるとしましょう。

1.大手が抱えている

 大手企業さんにとっては、NW/サーバから社内システムまでなんでも見れるインフラエンジニアは確保したいわけで、手放さないのはわかるのだけど……(でもそんなに給料高いのかなぁ?)

2.そもそもなり手がいない

 昨日書いた暗黒面でのお話ですね。今後どうなるかわからない、一時期のCobol開発者のように次々を辞めていく、そしてクッ○パッドさんが欲しがるようなフルスタックエンジニアばかりになっていく。(なお、インフラ・開発双方が高レベルで出来る人間って限られていると思うんだけどなぁ)

3.3Kだと思われている

 3Kって単語が出る辺り、おっさんですねw
キツい、汚い、給料安いの略だったかな? 実際は違います。

  • キツい……それは自分が外部に手放さなかっただけ、ドキュメント作れば後は24Hチームがなんとかしてくれます。
  • 汚い……いや、オフィスもデータセンタも綺麗だけど……
  • 給料安い……そこは交渉術でしょう

その辺がそもそもの間違い

 実際の所、会社の融通もしくはフリーランスなら、勉強会やセミナー、イベントに参加して最新技術に触れるし、検証機も貸し出してくれる。確かに最新情報のキャッチアップは必要だけど、そこはツールを上手く使えばカバーできる。常に勉強は必要だけど、これは今現在の知的労働者なら対等条件だと思うんだけどね。

 確かに正月も盆も無く働いたこともあったけど、その分代休取れるし休める職場はある。インフラ屋さんが必ずしもキツいとは限らない。

 汚いはないかな。確かにデータセンタのホコリまみれの床下でケーブル這わせたりするけど、オフィスは割と小綺麗なところが多かった気がする。

 給料安いに関しては……まぁ、そうねぇ……所詮はコストセンターですので。この辺りはいかにして経営陣にアピールできるかの問題でして。これはどの職種でも同じだと思います。歩合制の営業とかは別にしてね。

 今は安いMSP(24時間一次受けしてくれる業者)もあれば、クラウド技術もある。負荷分散、冗長化も簡単にできる。オフィスも綺麗だし、割とオライリー本あたりなら買ってくれる会社もあるし、暇なときにはセミナーにもいける。しっかりツールで自分の仕事の可視化をすれば、会社も収入アップの交渉に応じてくれる。

 文系出身だってエンジニアを名乗れる! 夢だったゲームの世界にも携われる……なのに、なんでこんなに希望者がいないのか。

結局、目立たないからなんだろうなぁ

 結論としてはそこです。エヴァンジェリストやデザイナーとしてのジョブズや、経営者としてのビルゲイツ、アイディアマンとしてのマーク・ザッカーバーグ。スポーツ選手にたとえるなら、イチローとか野茂辺りかあの辺に比べてしまうと、どうしても裏方作業中心なので、夢が見れない。子供の頃に憧れてもらわないとなり手なんていないわけで。PGならばRuby作者のまつもとさんあたりでしょうか。こう、目立った実績として表に出ないのが問題かと。

 かといって、公務員のような安定性も無いので、親も進めるわけが無く。インフラ屋さんだけど、これだけ儲かった!みたいなキャリアプランを提示出来ないと駄目なんだろうなとか思います。たとえばヒルズに住んでいるとかw

  ……データセンタへ徒歩2分とか

ふざけていると思われがちですが

 世の中にはキャプテン翼を読んでプロサッカー選手になった人もいれば、スラムダンクでバスケ部の新入部員が倍増したとか、割と世間といいますか、漫画の影響は大きいと思います。後はドラマかなぁ?

メディアのインフラ屋さんの扱いが酷い

 どこに自社サーバをメタルラックで固定しているインフラ屋がいるのか!と某ドラマの噂を聞いて思った事か。もうステマでもいいから、インフラ屋さんが頑張れるためのメディアを募集したいところですw

「経営者へ倍返しだ!」

(それはアカン)

なお、現在の期待は

 「なれるSE」でしょう。ラノベの影響力、あなどるべからず。アレ見てインフラ屋さん目指した新卒が1名いました。是非頑張って続巻を続けてください!w

  なお、現実にインフラエンジニアの女性はほとんどいない模様……
  アニメ化されるといいなぁ……

さておき、結論は

 メディア(漫画・ラノベ中心)でのインフラエンジニアの活躍を注力する。もしくは、華々しく活躍している女性を中心に据えたBlogを掲載する。しか無い気がします。あ、原作を希望されている漫画家さん、いらっしゃればいくらでもネタは提供しますので、是非協業しましょうw

 冗談はさておき、もう少しインフラエンジニアがメディアに注目する機会を作らないことには、先細っていくだけになります。影響力は少ないながらも、私のブログでも多少なりともインフラ屋さんの楽しさを紹介できればと思います。

  なお、今日も嵐は出ない……