GWの自由研究、piライト作成記 その2
では続いて音声だし&動画だしにいってみましょうか
動画再生
幸い私の購入したRaspberry piのOSイメージにはOMXPlayer(動画プレイヤー)はインストールされていましたので、動画ファイルをscpで転送、コマンドから再生コマンドを入力するだけで再生されました。
omxplayer -o both 動画ファイル名.mp4
これを入力すると↓
こんな感じでファイルが再生されます。さすがに480*320の液晶ですので、綺麗には写りませんし、アスペクト比の関係で少し表示が崩れます。とはいえ、確認用、プレゼン(?)用には十分ではないかと思います。
音量調整
さすがにワンコイン以下のパッシブスピーカーを利用したため、音量に難有りです。少しでも聞けるよう、音量を調節します。
sudo alsamixer
100に近い数値に持って行って、静かな部屋でなんとか聞けるレベルです。これ以上となると、まともなアクティブスピーカーを使うしか無いのかも知れません。
音声再生
動画再生用のPlayerはあれど、音声再生用のPlayerが無かったので、追加でインストールします。
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install mpg123
後はmp3ファイルを転送、こんな感じでコマンドを叩くと
mpg123 -o alsa -vC -4 ファイル名.mp3
音楽も再生されます。
声帯の実装を……
USBコントロール
Raspberry pi 3ならば、各USBポートごとの有効・無効化ができるようなのですが、私が試した範囲では出来ないため、以下の設定は全部のポートがOff/Onされます。内蔵無線LANにリモート接続前提の私にとっては問題ないのですが、他にUSBデバイスを利用されたい方はご注意ください。
hub-ctrl コンパイル
まずはUSB機器をコントロールするソフトウェアをダウンロード、コンパイルします。
sudo su -
cd /usr/local/src
wget http://www.gniibe.org/oitoite/ac-power-control-by-USB-hub/hub-ctrl.c
apt-get install libusb-dev
gcc -O2 hub-ctrl.c -o hub-ctrl -lusb
コントロールには libusb-dev が必要とのことですので、ついでにインストールしましょう。これで /usr/local/src 以下に hub-ctrl というバイナリが生成されたかと思います。
先に購入済みのUSBミラーボールを取り付けてみましょう。
……まぶしっ!てか昭和のスナックか!
なので、起動時には消灯するように設定します。
sudo vi /etc/rc.local
以下の一行をexit 0 の前に記載します。
/usr/local/src/hub-ctrl -h 0 -P 2 -p 0
この状態で再起動すると、電源が入った瞬間だけライトが点灯し、OS起動と同時に消灯となるはずです。
監視サーバとしての体裁は整いました。後は実際の監視設定を追加します。